タイ、チェンライで山岳民族の保護活動をしているNGO「the mirror foundation」の山岳民族子供基金プロジェクトBlog


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カテゴリ:◆奨学生マノップの日記( 10 )

大学生活について

すっかりご無沙汰してしまって、すみませんでした。
夏休みはミラーでインターンをしたりして過ごしましたが、5月に伯父が亡くなり悲しいこともありました。

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僕は大学で地域開発学を学んでいます。
大学三年生になって、一般科目は少なくなりほとんどが専攻科目です。
例えば、地域開発論や調査論などです。
一般科目は他の学科の学生も一緒になるので100人を超える人数で、教授の講義を聴く形式ですが、専門科目になると36人1クラスで授業を受けます。

現在僕が個人研究として取り組んでいるテーマは「アカ族文化の保存、特に言語に関して」です。

アカ語はもともと文字が存在しません。
キリスト教宣教師が布教のために英語を使った表記を作りましたが、僕の村は伝統的精霊信仰なので、一般的ではありません。

アカ族の多くの若者が、町ではタイ語を話したり、村の中でもタイ語を混ぜて話したりします。
それはアカ語を話すことは恥ずかしいという気持ちや、アカ語にはない単語が多いということもあります。

教授と話し合い、たくさんの本を紹介してもらいました。
現在はそれらの本を読んでいるところです。

ただ、このテーマはすごく時間がかかります。
ですので、教授とも話しているのは、これは卒業研究として来年まで持ち越し、この先3カ月以内に仕上げないといけないレポートのテーマは別に扱ったほうがいいのではないかとも話しています。
中途半端にしたくないので、そうしようかと悩んでいます。

3年生ですので、そろそろ卒業後も視野に入れて行動していかなければなりません。
そして、現在取り組んでいるレポート(3ヶ月後に提出)が終われば、再びインターンシッププログラムがありますので、どこで何を学ぶためにインターンするのかということも考えなければなりません。

*写真は、現在ミラーでインターンをしているラチャパットウッタラディットの学生セーンくんと話しているマノップです。セーンくんは、アカ族のツーリズムに関して卒業研究をしており、ずいぶん盛り上がり、今日はマノップの家に行くことになりました。
マノップもセーン君が持ってきたアカ族に関する書籍を借りて、お互いに良い友達になったようです。
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by mirrorfoundation | 2010-07-09 12:53 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記

大学も2年生となったマノップですが、日々の忙しさは以前と変わらないようです。
もう今年も6月中旬! 一年の半分ほどが終わってしまい、「えっ!」と驚いてしまいますが
マノップの日記、というよりも近況報告をお久しぶりに公開しようと思います。
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こんにちは、みなさん。これから僕の4月(大学の休みの間)に過ごした内容を説明したいと思います。

4月、僕はとても充実した毎日を過ごしていました。
僕の経験した中ではサラブリー県で行った若者の会議が一番印象に残っています。

4月8日、夕方の6時半に僕はチェンライの町に向けて出発し、そして7時のバスに乗り込み、バンコクに行きました。
そこに行くまでは僕は一人でしたが、今まで一人で行ったことがなかったので少々不安な気持ちでした。
9日の朝6時半、バンコクに到着しました。あまり眠れず、不安な気持ちでした。まずサラブリー県に行くバスを探さねばならなかったのですが、なにせ初めての僕にはとても難しいことでした。でもいろんな人に聞いてやっと探し出しました。

11時頃やっとみつけだし乗り込んで揺られること数分。ここだと思って降りて人に尋ねたところ実はまだついてなかったことがわかりました。
そしてその親切な方に連れられて目的の場所まで一緒に行くことになりました。

目的地についた後は宿泊施設まで連れて行ってくれる人がいました。
そして会議場(集会場)に足を踏み入れたとたん、びっくりしたのはいろいろな人が集まっていたことです。
タイ人、イスラム系の人、仏教の人(お坊姿の人)、いろんな民族(山岳民族)の人もいました。

10日、僕たちは勉強会を開きました。僕らは大体同じ歳くらいの集まりでしたがお互いの民族や町、村の問題を掲示し、発展させなければいけない点を話し合うためにこの場所に集まったのです。

11~13日、皆と共にいろいろなアクティビティを行いました。
様々な知識を交換し合い、本を読みあいました。
地域発展のためにはどうしたらよいのか様々な意見が出ました。

14~19日、4つの民族が集まってそれぞれの問題点を話し合いました。それぞれ違う部分があり興味深かったです。
自分たちの問題を話すとともに、相手の抱える問題も聞き、一緒に考えました。
相手のほうが抱える問題が、思っていたよりも深刻なものも多くて少しびっくりしました。
いろいろな人が陰で協力して、向上させようとしている気持ちが伝わってきたのも事実です。


どうでしょう、久々のマノップの近況報告。
すでに大学も2年生の授業が始まって、1年生の時よりもさらに忙しくなってきているようですが、
週に2回はミラーに来て日本人ボランティアさんのお手伝いとして、学校の授業の際の通訳として活躍してくれています。
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by mirrorfoundation | 2009-06-17 16:47 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記続き

前回のマノップの日記からの続きです。

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        リパー村での建設ボランティアグループと一緒に晩御飯 マノップ本人右から2番目


僕は今もミラー財団でお手伝いを続けています。
学校は学期休みに入っていますが、2週間の夏の特別クラスをとっているので
月曜日から金曜日まで授業が何日か入っています。

けれども時間が空いているときには、ミラーの仕事を手伝っているのでほぼ毎日
ミラー財団に来ています。

僕がミラーにいる間、なるべく新しいことに挑戦してみたり、学ぼうと努力しています。
こういう時間が僕自身にとって とても重要な時間だと感じています。


そして今 現在準備に追われていること、それはあるプロジェクトの仕事です。
僕がいま取り組んでいるのは、現在のタイの政府に対してタイ人と平等に山岳民族の人々の意見を
伝えるべく活動しているプロジェクトなのです。
北タイ チェンライ代表のプレゼンターとしての仕事ができることをとても光栄に思っています。
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by mirrorfoundation | 2009-03-26 13:42 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記

しばらくぶりになりましたがマノップの日記です。

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                       写真は マノップと同じアカ族(ロミアカ族)のお母さん

今月は 第2学期のテストが終わり、気分もすっきりし、とても有意義な月になりました。
テストの終了後は自分の村に帰り、いつものように母のお手伝いををしながら、学校の宿題をしています。

今回の学期休みはたった15日間のみです。
でもこの短い期間を僕はとても意義のあるものだと思っています。

僕の村は外国から来るお客さんのためにホームステイを受け入れています。
母とその準備を済ませ、僕は自分の仕事に取り掛かりました。

僕の今している仕事というのは 山岳民族が集う会議に使うためのアカ族の生活、文化についてまとめた書類を作っています。
この仕事をすることに ぼくはとても誇りを持っています。
アカ族の文化を見直すことができるし、新たな問題点を見つけたり、それを村人とともに解決の方向に
持っていくことができるからです。

つづく
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by mirrorfoundation | 2009-03-24 17:32 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記6

今回は マノップの1週間について 何をしているのか
ということを書いてもらいました。


週間活動のまとめ

月曜日
六つの学校を尋ねて、奨学金のアンケートを配って回った。


火曜日午前はそのアンケートを取って、情報を集めた。
午後は村を尋ねて、アカ族の家族一つずつの家系情報を調査し、次時代の子供たち      が自分の根本を知ることができるように資料をまとめた。


水曜―土曜日ミラー財団でのユースキャンプに参加し、奨学金受給者全員29人が集まっ て、毎日楽しい時間を一緒に過ごした。
ボランティア活動とリーダーシップをとるために何をすればよいかを
面白い活動を通じて学んだ。
更にもう一歩社会で生きていくための知識を高めた時期だと思う。
その上、他民族の若者たちともっと仲良くなった。


日曜日家族のための日です。母の家があるアパー村に戻って、
色んな世話や手伝いをして、自分の洗濯物も忘れずにした。


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奨学金の子供キャンプに参加した時の写真です。
楽しそう!!
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by mirrorfoundation | 2008-10-20 18:53 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記5

前回からの続きになります。

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翌日朝早く起きて、また荷物を背負って、ターグ州における【平和の種】というキャンプへ向かった。
前回のキャンプにも参加していた僕はアシスタントとして今回参加した。

前回体験した、ミャンマー国内戦争により難民になったカレン族の子供たちとの
交流がきっかけで僕は将来社会開発者になろうと決意したのだった。

僕はボランティアとして、他の少数民族(僕自身はアカ族)の生活を学んで、
子供たちが毎日幸せを感じて過ごしてもらえるようお世話をしてあげたい。

このキャンプをする度に子供たちが笑顔で、

「こんな素晴らしくて楽しい日々に出会ったことがない」
と言ってとても幸せな気持ちになった。

短い時期だったが本当兄弟のような関係を作れた。

しかし楽しい時間もつかの間、
キャンプの終わりには皆が泣いていて、嬉しさと別れる悲しみが混ざった体験だった。

カレン族の子供たちの集いは辞書を引いて勉強するよりも役に立つ経験だった。



大学に戻って、また真面目に勉強しながら、今回の経験を友達に話した。
「すごい、すごい」と言われて、嬉しくてたまらない。

また、こんな大切な経験をした時間に戻りたいと思うが
今はただ、まだまだ続く道を進むのが自分に与えられた試練だと感じる。

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by mirrorfoundation | 2008-10-03 16:45 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記4

前回の日記の続きです。
(以下マノップ記)


二つ目のプログラムは相互のアイデアーを活かすものだった。
相互というのは自らを理解し、他人の心情も理解することなのだ。

自分「だけ」でもなく他人「だけ」でもなく、
相互というのは環境と自然も含むというのも忘れてはならない。
人は独りでこの世界に生きているというわけじゃないので欠けらずに必要な倫理だ。

午後には、チェンライにおけるいろんな問題を討論して、公衆の認識を深める活動をした。
市民権やHIVやメコン川の環境問題をはじめ、僕もチェンライ人として
その問題に向き合わなければいけないと感じた。

最後の日になると、家に戻る事は嬉しいが、悲しいのは大切な友達と分かれることだ。
結局のところ、家に戻ったとたん疲れが一気に襲ってきてすぐに明日に向けて休んだ。 
明日からまた元気に旅立つためだ。

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by mirrorfoundation | 2008-10-01 16:06 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記3

今月は1期と2期の間の 短いお休みがあるマノップ。
ほぼ毎日ミラー財団で なにかとお手伝いをしてくれています。
古着の販売を手伝ったり、エコツアープロジェクトについてボランティアと一緒に
トレッキングに行ったりと 本当によく働いてくれてなくてはならない存在です。

最近では大学のプログラムの一環でキャンプにも行ったようです。

(以下 マノップの日記)

今月はまた忙しくなることがわかった。

早く授業のタスクを済ませて、大学以外の知識を得るアクティビティに向けて準備した。
勉強と生活の充実に更なる期待が重なり、ドキドキした。

大きな荷物をまとめ、ついに出発日になった。
このキャンプは3日間かけて行われる【開発者の理念】という集いだ。
この集いは自分以外の第三者と会社という企業に対して倫理的な心理的対策のプログラムだった。


キャンプで最初のプログラムはともだちを作ることだ。
最初つまらないと思ったが、実はとても面白くて、経験したことがないゲームばかりだった。


そのうちの一つはキャンプ参加者80人全員の協力が要るゲームだが、ゴールに辿り着くまですごく大変だった。
さまざまな考えを駆使し、実験もやって見て、クリアー前に大変疲れたが楽しかった。
全員協力のゲームから得たことは、物事を変えるということは難しそうだが、自身とやる気を持って、一所懸命やってみるまでは実際にやれるかどうか分からない事だ。
そして、公理の利益を即して、協力を生かして挑戦すれば解法が見つかるということもわかった。

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by mirrorfoundation | 2008-09-24 15:40 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記2

 大学へ通うマノップの日記 第二弾です。

忙しい中 彼は 毎週火曜日、大学の授業がない日はミラー財団に来てくれて
お手伝いをしてくれています。

最近はボランティアの子たちと一緒に 小学校へ行き
日本人の子たちの 通訳係りになっているようです。

学校では 第二言語は中国語を専攻している彼ですが
ミラーに来ると、日本語 英語も勉強できて1石2鳥ならぬ1石3鳥くらい得をしているのでは
ないでしょうか。

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ラチャパット大学での経験

大学での経験は僕が将来何をしたいかということを、再認識させてくれました。
自分自身のことが少しずつ分かってきた今、社会学部で社会開発を勉強することに決めました。

新しい友達との出会い、今まで勉強したことなかった分野の授業、すべてが楽しいです。
専攻科目はとても難しいけれど一生懸命勉強して、課題をこなしていこうと思います。

最近はハードな勉強や いろいろな人との出会いにも やっと慣れてきました。
6月中には 大学内の様々なアクティビティにも 多く参加しました。
さらに 地元の村でのアクティビティにも参加しました。

そして そこでの子どもに対する教育問題や コミュニティの問題、
それらの解決策について ディスカッションをしました。

大学へまだ通っていなかったころ、ミラー財団で経験した仕事のなかで
これらに対する解決策を 学んだので このアクティビティの参加も自分にとって
とてもためになった 体験でした。

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by mirrorfoundation | 2008-08-01 17:00 | ◆奨学生マノップの日記

マノップの日記1

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マノップは チェンライの大学に通う1年生です。

彼は 日本人からの支援のおかげで大学に通っています。
ミラー近辺のアカ族の村出身のマノップは、現在22歳。
大学に通う前は、自動車のエンジン技術の専門学校に通っていました。
当時から ミラーから奨学金をもらっていた彼は、機会があれば大学に通ってみたいと
話していました。

そんな中 一人の日本人の方の支援のおかげで彼は大学に通えることになったのです。
現在は社会開発を学んでいます。

大学へ通う前から、ミラーでの仕事を手伝っていたマノップ。
子どもたちからの信頼もあつく、リーダー的存在でもあり、
またミラースタッフにとっても彼は なくてはならない存在の人気者です。

特にエコツアープロジェクトでのお手伝いは、タイ人スタッフだけではなく、他国のボランティアたちとも交流を深めることができて、彼の世界観がぐっと広がったようです。

そんな彼が大学に通う前の感想を日記に書いてくれました。
以下本人が記したものをそのまま訳しました。


              【ミラー財団でのインターンで習得・経験したこと】

私はミラー財団でたくさんの新しい役立つことを学びました。また、今までに味わったことのない経験をしました。

①言語:エコツアーのオフィスで勤務している間、外国人ボランティアとミラー職員に対して毎日、英語と日本語を使ってコミュニケーションをとっていました。
ここで「ボランティア」の立場と意味を理解し、自分自身、成長することができたと思います。

②リーダーシップ:ミラー財団で、私はリーダーの立場として仕事を勤め、「リーダー」としての役割、スキルを学びました。たとえば人身売買のようなテーマについて子供に教育する数日間のプログラムの準備は大変重要で、決して自己中心的に物事を進行してはいけません。子供の思考や行動について理解できる貴重な機会を与えてくれます。計画性、集約力、解決力なしではとても勤まりません。

これらを通してNGO団体がどのように組織立てられ、運営されているか理解を深めることができます。仕事では、社会性とクリエイティブ力が身につきました。タイ、日本以外にも、他国の文化をいろんな人を通じて楽しく知ることができました。

③新しい経験:チームワークの重要性について学びました。他国のボランティアとともに仕事を遂行でき、他人の行動や考えていることを理解した上で、机上の勉強と実践の両方を通して学ぶことができるのはとてもいいいことです。何より大切なのなここで出会い、一緒にボランティアを経験した友人たちです。

ミラー財団で、私は今までに無いとてもいい環境で初めてボランティアについて学びました。ボランティアとしての知識や技術が身につき、すべてがとてもいい経験となりました。

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by mirrorfoundation | 2008-07-08 16:47 | ◆奨学生マノップの日記